ps5 レイト レーシングとは?

ps5 レイト レーシングとは?

PS5のゲームを遊んでいるとき、設定画面で「レイトレーシング」という言葉を見かけたことはないかな?
オンにすると映像がキレイになるらしいけど、逆に動きがカクカクするって噂もあって、どう設定すればいいのか迷っちゃうよね。
この記事では、PS5のグラフィック機能であるレイトレーシングの正体や、ゲーム画面にどんな魔法をかけてくれるのかを分かりやすく解説していくよ。
最後まで読めば、自分が「画質」を優先すべきか「滑らかさ」を優先すべきか、スッキリと決められるようになるはずだよ。
それでは、さっそく一緒に見ていこう!

リアルな「光と影」を再現する魔法のグラフィック技術

リアルな「光と影」を再現する魔法のグラフィック技術

まず結論から言うと、PS5のレイトレーシングとは、光の動きを物理的に計算して、現実世界のような「影・反射・間接光」を作り出すグラフィックス技術のことなんだ。
ちょっと難しく聞こえるかもしれないけど、要するに「ゲームの世界の照明を、めちゃくちゃリアルにする機能」だと思ってもらえれば大丈夫だよ。
多くのPS5向けゲームでは、「画質優先モード」や「グラフィックモード」といった設定を選ぶと、このレイトレーシングがオンになる仕組みになっているんだ。
金属のピカピカした質感や、水たまりに映る景色などが、まるで実写のように美しくなるのが最大の特徴だね。
ただ、この圧倒的なリアリティと引き換えに、PS5の本体にはものすごい計算の負担がかかってしまうんだ。
だから、美しい映像を楽しむ代わりに、キャラクターの動きの滑らかさ(フレームレート)が少し犠牲になってしまうことが多いんだよね。

なぜレイトレーシングで圧倒的なリアリティが出るのか?

なぜレイトレーシングで圧倒的なリアリティが出るのか?

じゃあ、どうしてレイトレーシングを使うと、そんなに実写のようなすごい映像が作れるんだろう?
それには、光の計算方法に秘密があるんだ。

仮想空間で「光線」を追いかけているから

レイトレーシング(Ray Tracing)を直訳すると、「光線(Ray)を追跡(Tracing)する」という意味になるよ。
従来のゲームグラフィックは、あらかじめ「ここは暗くしておこう」「ここは明るく塗っておこう」という感じで、ある程度フェイク(疑似的)な光と影を作っていたんだ。
でも、レイトレーシングは全く違うアプローチをしているんだよね。
仮想のゲーム空間内に無数の「光線」を飛ばして、その光が壁にぶつかったり、ガラスを突き抜けたり、鏡で反射したりするのを、一つ一つ正確に計算しているんだよ。
光が物体と交わることを「交叉(こうさ)」って呼ぶんだけど、PS5向けの開発セッションでも、この「レイと物体の交叉判定」を基礎にして、現実に近いライティングを可能にしていると解説されているんだ。

PS5には専用の計算システムが積まれている

「そんなにたくさんの光線を計算するなんて、PS5ってすごすぎない?」って思うかもしれないね。
実はPS5の心臓部(GPU)には、レイトレーシングを専門に処理するための専用システムが積まれているんだよ。
光線を生み出す「Ray Generation(レイ生成)」から始まって、光が物体に一番近くで当たったかを判定する「Closest-Hit」、途中で何かにぶつかったかを計算する「Any-Hit」、交叉そのものを調べる「Intersection」、そして何にも当たらなかった場合の「Miss」といった、いくつものシェーダー(映像を描画するプログラム)が協力してレイの追跡処理を行っているんだ。
専門用語ばかりでちょっと難しいかもしれないけど、要するに「光の道筋を計算するための専門のスタッフがPS5の中にたくさんいる」ってイメージだね。
さらにソニーは、「AS(Acceleration Structure)」と呼ばれる、空間のデータを管理したり探索(トラバーサル)したりする独自のライブラリを提供しているんだよ。
開発者がゼロから複雑なプログラムを書かなくても、PS5向けのレイトレーシングを簡単に組み込める枠組みが整っているというわけなんだ。
そして、PS5では専用パイプラインを使うだけじゃなくて、ピクセルシェーダーなどから呼び出せる「インラインレイトレーシング」にも対応しているから、場面に合わせて一番効率の良い方法で光を計算できるんだね。

計算コストが高く、パフォーマンスとのトレードオフになる

でも、どんなにPS5が優秀でも、光の計算というのはものすごく「重い」処理なんだ。
素朴にすべての物体との交叉を計算しようとすると、計算量が膨大になりすぎて、ゲームが完全にフリーズしてしまうくらいだよ。
だから空間をうまく分割して計算をサボる工夫(BVHと呼ばれる構造など)をしているんだけど、それでも従来のグラフィック処理と比べると桁違いに重いんだ。
そのため、レイトレーシングをオンにすると処理が追いつかず、1秒間のコマ数(フレームレート)が落ちてしまうという「トレードオフ」の関係になっているんだね。
美しい映像を取るか、サクサク動く快適さを取るか、これがPS5世代の大きなテーマになっているんだよ。

実際にゲームの中でどう変わる?分かりやすい3つの変化

仕組みはなんとなく分かったかな?
ここからは、実際にゲームをプレイした時に、レイトレーシングがどんな風に画面を変えてくれるのか、具体的な例を3つ紹介していくよ。

1. 金属や水面への「リアルな反射」

一番分かりやすくて感動するのが、この「反射」の表現だよ。
例えば、雨上がりの濡れた路面や、ビルの窓ガラス、車のピカピカなボディなどを想像してみてね。
レイトレーシングがオンになっていると、そこに主人公の姿や、周りの景色が鏡のようにハッキリと映り込むんだ。
実はこれまでのゲームでも「スクリーンスペース反射」という技術で反射を作っていたんだけど、これは「今カメラに映っているもの」しか反射できなかったんだよ。
だから、視線を少しズラすと、水たまりに映っていた景色がフッと消えたりして不自然だったんだ。
でも、レイトレーシングなら「画面外にある物体」まで物理的に計算して反射させてくれるから、シーンの没入感が飛躍的にアップするんだよ。

2. 立体感を生み出す「自然な影と間接光」

次に注目してほしいのが、影の形と「間接光」だよ。
太陽や電灯からの直接の光だけじゃなくて、壁や床に当たって跳ね返った光(間接光)も計算してくれるんだ。
これを「グローバルイルミネーション(GI)」なんて呼んだりするよ。
このおかげで、部屋の隅っこの暗い部分がうっすら明るくなったり、キャラクターの顔に落ちる影がふんわりと自然になったりするんだ。
のっぺりとしたゲームっぽいグラフィック感が消えて、まるで映画のセットのような立体感と奥行きが生まれるんだよね。
夜の街のネオンサインの光や、薄暗い室内を探索するようなシーンでは、この影と間接光の効果がものすごく発揮されるよ。

3. ユーザーの体感と「フレームレートの低下」

ゲームをプレイしていて、「レイトレーシングとパフォーマンス(滑らかさ)、どっちを選ぶべきか」って悩んだ経験、一度はないかな?
実はこれ、ヤフー知恵袋や海外の巨大掲示板Redditなんかでも、ずっと議論が続いている永遠のテーマなんだよね。
画質を重視してレイトレーシングをオンにすると、どうしても1秒間に表示される画像の枚数が30fps前後になってしまうことが多いんだ。
一方で、レイトレーシングをオフにするパフォーマンスモードを選べば、60fps以上のヌルヌルとした滑らかな動きで遊ぶことができるんだ。
実際のアクションゲームやシューティングゲームでは、一瞬の判断や滑らかなカメラ操作がすごく重要になるよね。
だから、そういう操作感を大事にしたいゲーマーにとっては、「反射がキレイになるメリットよりも、カクカクになるデメリットの方が気になっちゃう」という声もかなり多いんだよ。
PS5世代では、この「画質か、フレームレートか」という選択が、まだまだ大きな論点として残っているのが現状だね。

おまけ:PS5 Proや次世代機での最新トレンド

ここでちょっと最新情報も紹介するね。
レイトレーシングは重い処理だと言ったけど、新しく登場したPS5 Proでは、マーク・サーニー氏による公式解説によれば、AMDと協力した新しい機能が初搭載され、計算速度がPS5と比べて2〜3倍も向上したとされているんだ。
レイトレーシングのトラバーサルにおけるスタック管理をハードウェアで実行することで、処理効率をさらに改善しているんだって。
実際、『サイバーパンク2077』というゲームのPS5 Pro版では「Ray-Tracing Pro」という新しいモードが追加されて話題になったんだ。
影やグローバルイルミネーションの品質が大幅にアップして、ガラスや水面の反射品質は超高性能なPC版の最高設定に非常に近いレベルになっているとされているよ。
パフォーマンスの比較でも、同じ条件ならパソコン用のグラフィックボードである「RTX 5060 Ti」をわずかに上回ることが報告されているんだ。
また、ソニー独自の映像をキレイにするアップスケーリング技術「PSSR」と、NVIDIAの有名な技術「DLSS」を比較した検証では、1440pの解像度なら画質面でほぼ同等の評価を得ているんだって。
さらに未来の話をすると、次に登場するかもしれない「PS6」では、レイトレーシングの性能がPS5のなんと6〜12倍に達するんじゃないか、というリーク情報も出ているんだよ。
次世代機になれば、「パストレーシング」というさらに高度な光の計算が、家庭用ゲーム機でも当たり前に楽しめるようになるかもしれないね。

プレイスタイルに合わせて設定を選んでみよう

さて、ここまでPS5のレイトレーシングについて解説してきたけれど、いかがだったかな?
要点をまとめると、以下のようになるよ。

  • 仮想空間で光の反射や影をリアルに計算する次世代の技術
  • ガラスの映り込みや、間接光による立体的で美しい世界を楽しめる
  • ただし計算がとても重いため、動きの滑らかさ(fps)が落ちやすい
  • PS5 Proではさらに進化して、高画質と滑らかさを両立しやすくなっている

レイトレーシングは、ゲームの世界に「本物っぽさ」を与えてくれる魔法のような機能だけど、絶対にオンにしなければいけないわけじゃないんだ。
自分の遊んでいるゲームのジャンルや、プレイスタイルに合わせて自由に設定を変えるのが一番の正解だよ。
じっくり世界観に浸りたい時はオン、激しいアクションを楽しみたい時はオフ、というように使い分けてみてね。

さっそく自分の目で違いを確かめてみよう

「レイトレーシングってこんな仕組みだったんだ!」って少しでも面白く感じてもらえたら嬉しいな。
もし今、PS5で遊んでいるゲームがあるなら、ぜひ一度設定画面を開いて、グラフィックモードの切り替えを試してみてほしいな。
「あ、本当に水たまりに景色が映ってる!」とか、「部屋の隅の影がリアルになってる!」っていう発見がきっとあるはずだよ。
百聞は一見にしかずだから、自分の目でその違いを楽しんでみてね。
これからも、PS5の素晴らしいグラフィックで最高のゲームライフを満喫していこう!