サイバー パンク 2077 レイト レーシング 比較でどう変わる?

サイバー パンク 2077 レイト レーシング 比較でどう変わる?

サイバーパンク2077をプレイしようと思ったとき、「グラフィック設定ってどうすればいいんだろう?」って悩んだことはないだろうか。
とくにオプション画面を開くと、レイトレーシングの項目がたくさんあって、ONにすべきかOFFにすべきか、さらにはパストレーシングなんていう見慣れない言葉まで出てきて迷ってしまうよね。

設定を上げれば画面は綺麗になりそうだけど、ゲームがカクカクしてしまっては元も子もない。
自分の持っているPCのスペックで、どこまで設定を欲張っていいのか知りたい、という人も多いはずだ。

この記事では、そんな疑問を解決するために、画質やフレームレート(FPS)の違い、そしてグラフィックボード(GPU)の性能ごとの最適な設定の目安まで、分かりやすく丁寧に解説していくよ。
最後まで読めば、あなたの環境にピッタリの最高な設定が見つかって、サイバーパンク2077の舞台である「ナイトシティ」の探索がもっと没入感のある楽しいものになるはずだから、ぜひ参考にしてみてね。

グラフィックは劇的に進化するけど負荷は段違い

グラフィックは劇的に進化するけど負荷は段違い

まずは単刀直入に結論から伝えておこう。
サイバーパンク2077でレイトレーシングをONにすると、街のネオンや水たまりの反射が驚くほどリアルになり、まったく別のゲームかと思うくらい美しい映像を体験できるんだ。

だけど、その代償としてPCへの負荷はとんでもなく大きくなるということも覚えておいてほしい。
最高設定ともなれば、現在市販されているトップクラスのハイエンドPCでさえも悲鳴を上げるほど、このゲームは「超ド級に重いゲーム」として知られているんだよね。

だからこそ、「とりあえず全部最高設定にしておけばいいや」というわけにはいかなくて、自分のグラボの限界を知り、画質の美しさとゲームプレイの快適さ(フレームレート)のバランスを上手にとることが絶対に必要になってくるんだ。

なぜこれほどまでに画質と重さが変わるのか?

なぜこれほどまでに画質と重さが変わるのか?

じゃあ、どうしてレイトレーシングの設定ひとつで、ここまで映像の美しさとPCへの負担が変わってしまうんだろう?
それには、ゲーム内で「光」をどうやって計算して描画しているか、という技術的な仕組みが大きく関係しているんだ。

光の計算方法が根本的に違うから

ゲームの世界をリアルに見せるためには、「光」と「影」の表現がすごく重要だよね。
レイトレーシングという技術を使うか使わないかで、この光の描き方がまったく別物になるんだ。

通常のレイトレーシング(RT)の仕組み

レイトレーシング(Ray Tracing)を直訳すると「光線の追跡」という意味になる。
現実世界と同じように、光源(太陽や街灯など)から出た光が、物体にどう当たって、どう反射してカメラ(プレイヤーの視点)に届くのかを、コンピューターが一生懸命計算して映像を作っているんだ。

サイバーパンク2077の通常のレイトレーシング設定(低・中・ウルトラなど)では、主に直接当たる光や、一部の反射、影の描写に絞ってこの計算を行っている。
これだけでも、従来の手法(ラスタライズ方式)とは比べ物にならないくらい、自然でリアルな表現ができるんだよ。

究極のリアルを追求する「パストレーシング」

さらにサイバーパンク2077には、「RT: Overdrive」と呼ばれるパストレーシング(フルレイトレーシング)モードが搭載されているんだ。
これはもう、レイトレーシングの究極進化系と言っても過言ではないよ。

通常のレイトレーシングが「特定の光」だけを計算していたのに対して、パストレーシングは画面内の「ほぼすべての光」が何度も何度も反射する様子(間接光)まで正確にシミュレーションするんだ。
だから、壁に反射した色のついた光が別の物体を照らすような、めちゃくちゃ複雑な光と影の表現が可能になる。
まさに現実の風景を見ているかのような圧倒的な映像美になるんだけど、その分、計算量は爆発的に増えてしまうんだよね。

PCへの負荷(重さ)が跳ね上がるから

リアルな光を計算するためには、グラボ(GPU)にものすごい負担がかかる。
それが、ゲームの「重さ」に直結してくるんだ。

フレームレート(FPS)への影響

ベンチマークなどの検証結果を見ると、その重さは一目瞭然だと言われているよ。
例えば、レイトレーシングの設定を「ウルトラ」から「OFF」に切り替えるだけで、フレームレート(FPS)が約2倍にまで改善するという報告があるんだ。
言い換えれば、RTをONにするだけで性能が半分持っていかれるようなイメージだね。

さらに、先ほど紹介したパストレーシング(Overdrive)に至っては、アップスケーリング技術(DLSSなど)を使わずにそのまま描画しようとすると、フレームレートが80〜90%も低下してしまうという恐ろしい検証結果もあるくらいなんだ。
いくら映像が綺麗でも、紙芝居みたいにカクカクになってしまったらゲームとしては遊べないよね。

グラボのメーカーによる性能差(NVIDIA vs AMD)

もうひとつ知っておきたいのが、グラボのメーカーによる「レイトレーシングの得意・不得意」だ。
現在のPCゲーム市場では、主にNVIDIAの「GeForce RTXシリーズ」と、AMDの「Radeon RXシリーズ」が主流だけど、この2つには明確な違いがあるんだよね。

  • NVIDIA RTX系:レイトレーシングの処理に特化した回路を積んでいて、非常に得意。さらに「DLSS」というAIを使った画質補正・負荷軽減技術が強力。
  • AMD Radeon系:レイトレーシング機能はあるものの、NVIDIAに比べると性能は一段落ちる。RTをOFFにした通常の描画性能は高い。

特にサイバーパンク2077においては、パストレーシングモードは実質的にNVIDIAのRTXシリーズ専用のような作りになっているんだ。
DLSS 3.5に含まれる「Ray Reconstruction(光線再構築)」という最新のAIノイズ除去技術が使えるのもRTX 40シリーズなどの特権で、これを使うと重いパストレーシングをなんとか快適に、しかもクリアな画質で遊べるようになるんだよ。
一方でAMDのグラボを使っている場合は、無理にレイトレーシングをONにするよりも、OFFにして高い解像度でサクサク遊ぶ方が快適だという声が多いね。

実際のゲーム画面や設定でどう変わる?

実際のゲーム画面や設定でどう変わる?

ここまで仕組みや負荷の話をしてきたけれど、「じゃあ、具体的にゲームのどこを見れば違いが分かるの?」と気になるよね。
そして、「自分の持っているPCではどう設定すればいいの?」という疑問にも答えていくよ。

見た目の違いがハッキリ分かる3つのポイント

サイバーパンク 2077 レイト レーシング 比較をするうえで、とくに変化が分かりやすいのが以下の3つのポイントなんだ。
ゲーム内でこの設定を切り替えて遊んでみると、「おおっ!」と感動するかもしれないよ。

水たまりやガラスの「正確な反射」

一番分かりやすいのが、道路の水たまりや、ショーウィンドウのガラス、車のボディなどへの「映り込み」だね。
RTがOFFの状態だと、実は画面に映っている範囲のものしかぼんやりと反射しない簡易的な手法(SSR)が使われているんだ。

でもRTをONにすると、プレイヤーの背後にある景色や、上空にある高いビルのネオン看板まで、鏡のように細部まで正確に映り込むようになる。
雨上がりのナイトシティをドライブするときのキラキラした美しさは、これだけでもRTをONにする価値があると思わせてくれるよ。

ネオンの光が回り込む「リアルなライティング」

ナイトシティといえば、色鮮やかなネオンサインだよね。
RT(とくにパストレーシング)を有効にすると、このネオンの光が周囲の壁や路面に当たって、さらに別の場所に色を反射する「間接光」の表現がものすごくリアルになるんだ。

薄暗い路地裏でも、遠くのネオンの光がわずかに届いて自然な明るさを作り出したり、キャラクターの肌にネオンの色がふんわりと乗ったりする。
これによって、ゲーム画面特有の「のっぺりした感じ」が消えて、空気感や温度感まで伝わってくるような映像になるんだよ。

より自然で立体感のある「影(環境遮蔽)」

光があるところには必ず影ができる。
通常のゲームグラフィックだと、物と物が接している部分の細かい影(環境遮蔽)がうまく描けなくて、物体が宙に浮いているように見えてしまうことがあるんだ。

レイトレーシングを使うと、太陽の光や街灯の光を遮る物体の形に合わせて、ピクセル単位で正確な影が落ちるようになる。
車のタイヤの隙間や、キャラクターの服のシワ、部屋の隅の暗がりなどが自然に表現されるから、シーン全体の立体感がグッと増すんだよね。

GPU(グラボ)別の現実的な設定目安

では、あなたが使っているグラボに合わせて、どのくらいの設定を目指せばいいのか。
さまざまな検証データやガイドラインを参考にした、大まかな目安を紹介するね。

ロー〜ミドルクラス(RTX 3060 / 4060 / RX 6600など)

このクラスのグラボを使っている場合、残念ながらレイトレーシングは基本「OFF」にするのがおすすめだ。
無理にONにしてもフレームレートが30FPSを切ってしまって、アクションゲームとして快適に遊べなくなってしまう可能性が高いんだよね。

解像度はフルHD(1080p)に設定し、DLSSやFSRといったアップスケーリング技術(画質を少し落として軽くする機能)を「品質」や「バランス」にして活用することで、RTオフのウルトラ設定で安定して60FPSを狙う、というのが最も現実的で快適な遊び方になるよ。

アッパーミドルクラス(RTX 4070 / 4070 Ti / RX 7800 XTなど)

このクラスになると、少し余裕が出てくるね。
NVIDIAのRTX 4070や4070 Tiなら、解像度1080p〜1440pでレイトレーシング設定を「中」〜「低」にして、DLSSを併用すれば十分に実用的なフレームレートを維持できるはずだ。
ただ、設定ガイドなどを見ると、4070クラスでも「レイトレをガッツリ効かせるのは結構きつい」という評価もあるから、過度な期待は禁物かもしれない。

一方、AMDのRX 7800 XTなどの場合は、少し事情が変わってくる。
先ほども言ったようにAMDはレイトレーシングが苦手で、実測検証によると、RX 7800 XTでRTをONにした時の性能は、格下のRTX 4060 Tiとほぼ同じになってしまったという報告もあるんだ。
だからAMDユーザーの場合は、RTはOFFにしたまま、解像度を1440pや4Kに上げて高精細な映像を楽しむ設定をおすすめするよ。

ハイエンドクラス(RTX 4080 / 4090など)

現在最強クラスのグラボを持っているなら、いよいよサイバーパンク2077の真髄を味わうことができるよ。
レイトレーシング「ウルトラ」設定でも、DLSSを駆使すれば1440p〜4K解像度で快適にプレイすることが視野に入ってくる。

そして、究極の「パストレーシング(Overdrive)」に挑戦できるのもこのクラスの特権だ。
ただし、RTX 4090であってもパストレーシングをネイティブ解像度で動かすのは厳しいから、DLSSによる画質補正と、AIがフレームを作り出す「フレーム生成(DLSS 3)」機能を絶対にONにしておくことが前提となるよ。
一部のゲーム系メディアのガイドでは、パストレーシングを本格的に楽しむなら将来発売されるであろうRTX 5070 Tiクラス(VRAM 16GB以上)がひとつの目安になるんじゃないか、と言われているくらい、未来を見据えた超激重設定なんだ。

自分にとってベストなバランスを見つけよう

自分にとってベストなバランスを見つけよう

ここまで読んでくれてありがとう。
サイバーパンク2077のレイトレーシング設定について、画質や重さの違いがなんとなくイメージできたんじゃないかな?

ざっくりと要点をまとめると、こんな感じになるよ。

  • レイトレーシングをONにすると、反射や影、光の回り込みが劇的にリアルになる。
  • 特に「パストレーシング(Overdrive)」は実写レベルの美しさだが、負荷は桁違いに重い。
  • RTをONにするとフレームレートが大幅に下がるため、DLSSなどの補助機能が必須になる。
  • ミドルクラスのPCならRTはOFFで快適さを優先し、ハイエンドPCならDLSSを駆使してRTウルトラやパストレに挑戦するのがおすすめ。
  • AMDのグラボはRTが苦手なので、解像度を上げる方向でグラフィックを楽しむのが吉。

映像の美しさを取るか、ヌルヌル動く快適さを取るか。これはプレイヤーそれぞれの好みや、持っているPCの限界によって正解が変わってくるものなんだ。
だから、他の人の設定をそのまま真似するだけじゃなく、自分にとって一番心地よいポイントを探すことが大切なんだよね。

さあ、進化したナイトシティへ飛び込もう

サイバーパンク2077は、発売当初こそいろいろなトラブルがあったけれど、度重なるアップデートと最新技術の導入によって、今では「PCグラフィックスの最高峰」と呼ばれるほどの傑作に生まれ変わったんだ。

この記事を読んで、「自分のPCならこの設定がいけそうだな」というイメージが湧いたなら、さっそくゲームを起動して設定画面を開いてみてほしい。
水たまりに映るネオンの光や、路地裏に差し込む自然な光を自分の目で確かめながら、少しずつ設定を調整してみるのもPCゲームならではの楽しみ方のひとつだよ。

あなたにぴったりの最高の設定を見つけて、美しくも危険なナイトシティの冒険を、心の底から楽しんできてね!