鳴潮のレイトレーシングって重い?

鳴潮のレイトレーシングって重い?

広大なオープンワールドを駆け巡る人気ARPG「鳴潮」をPCでプレイしていて、グラフィック設定の中にある「レイトレーシング」という項目が気になったことはないかな?
「これをオンにすると一体何が変わるんだろう?」「やっぱり映像がきれいになる分、PCが重くなってカクカクになっちゃうのかな?」と、設定をいじるのをためらっている人もけっこう多いはずなんだよね。

せっかく美麗な世界観のゲームを遊んでいるんだから、できるだけ最高のグラフィックで没入したいと思うのは当然のことだよね。
この記事では、PC版の鳴潮に実装されたレイトレーシング機能の仕組みから、実際の画質がどう変わるのか、そして動作への影響(FPSの低下など)について詳しく解説していくよ。

この記事を最後まで読めば、レイトレーシングのメリットとデメリットがしっかり理解できて、自分のPCスペックに合わせた最適なグラフィック設定が見つけられるようになるんだ。
カクつきに悩まされることなく、もっと快適で美しい鳴潮の世界を楽しめるようになるから、ぜひ参考にしてみてね!

最高画質と引き換えにPCへの負荷も高まる機能

最高画質と引き換えにPCへの負荷も高まる機能

鳴潮のレイトレーシング機能について端的に伝えると、映像のリアリティが劇的にアップする代わりに、PCのグラフィックボード(GPU)にかかる負荷が非常に高くなる機能なんだ。

この機能をオンにすると、水面や金属への「画面外の景色の映り込み」が正確になったり、光の回り込みによる「間接光」が自然になってキャラクターの立体感が増したりするんだよね。
さらに、影の表現もより奥深く細やかになるから、街並みや自然の風景がハッとするほど美しくなるんだ。

ただ、そのきれいな映像を作り出すために、PCの中ではとてつもない計算処理が常に行われているんだよ。
だから、最新の高性能なゲーミングPCを使っていないと、画面がカクついたり、フレームレート(FPS)がガクッと落ちてしまったりすることが避けられないとされているんだ。
「とにかくきれいなスクリーンショットを撮りたい!」というときには最高の機能だけど、激しいアクション戦闘をヌルヌル動かしたいときには、少し注意が必要な設定だと言えるね。

なぜ画質が上がるのに動作が重くなってしまうのか

なぜ画質が上がるのに動作が重くなってしまうのか

それじゃあ、なぜレイトレーシングをオンにすると、そこまで画質が向上するのにPCが重くなってしまうのか、その理由を技術的な面から少し深掘りして解説していくね。
ちょっと専門的な話も出てくるけれど、仕組みがわかるとグラフィック設定をいじるのがもっと楽しくなるはずだよ!

光の軌跡をリアルタイムで追いかける技術

そもそも「レイトレーシング(Ray Tracing)」っていうのは、直訳すると「光線の追跡」という意味なんだ。
現実世界で僕たちがものを見るときって、太陽や照明から出た光がいろんな物にぶつかって、反射したり屈折したりしながら目に届いているよね。
レイトレーシングは、その現実の光の挙動を、ゲームの中で物理的に近い形でシミュレーションして描画する技術なんだよ。

従来のゲームでは、「このあたりに光が当たっているから、影はこの辺に落としておこう」というような、あらかじめ用意された「疑似的な光と影」を使うのが一般的だったんだ。
でもレイトレーシングを使うと、鏡面や水面に映る景色はもちろん、壁に反射してうっすらと届くような間接光まで、正確に計算して描画してくれるんだ。
だから圧倒的にリアルで自然な空間が生まれるんだけど、その光の計算を「毎秒何十回」とリアルタイムでやり続けるわけだから、PCの頭脳であるグラフィックボードにはとんでもない負担がかかってしまうんだよね。

アニメ調グラフィックとの難しい両立

ここでちょっと面白い話なんだけど、鳴潮って写実的なリアル路線のゲームではなくて、きれいな「アニメ調(セルルック)」のビジュアルが魅力の作品だよね。
実は、レイトレーシングという技術は本来「超リアルな実写っぽい映像」を作るのが得意な技術なんだ。
だから、それをそのままアニメ調のゲームに当てはめてしまうと、変に影がリアルすぎたり、色がくすんでしまったりして、せっかくのアニメっぽい絵作りが崩れてしまうという大きな課題があるんだよ。

そこで鳴潮の開発チーム(KURO GAMES)は、ベースとなっているUnreal Engine 4.26を独自にカスタマイズして、Lumen(ルーメン)という最新技術に近いレイトレーシングライティングを実装したとされているんだ。
反射や影の正確なデータは取り入れつつも、キャラクターのアニメ調の輪郭線や鮮やかな色が潰れないように、すごく丁寧にトーンや彩度をチューニングしているんだって。
広大なマップ(32km×32km超!)で、しかも時間帯が変化したりキャラクターが高速で移動したりする厳しい条件の中で、この「アニメ調×レイトレ」を両立させているのは、技術的にかなりすごいことなんだよ。

設定を有効にするための高いハードル

こんなに高度な処理をしているからこそ、レイトレーシングを楽しむためにはPC環境への要求も高くなってしまうんだ。
まず、大前提としてグラフィック設定で「DirectX 12(DX12)」が有効になっていないとダメなんだよね。
ランチャーの起動時に「DX11で起動」にチェックが入っていると、そもそもゲーム内の設定メニューにレイトレーシングの項目すら表示されないんだ。

さらに、グラフィックボードのドライバー(GeForceのドライバーなど)が古いバージョンのままだと、設定ができなかったりバグが起きたりする場合があるから、最新版へのアップデートが推奨されているよ。
NVIDIA公式からも、鳴潮向けの最適化(DLSS 3やReflexへの対応)が告知されているから、こういった最新の技術を組み合わせてなんとか負荷を抑えようとしているのがよくわかるよね。

オンにすると実際に何が変わる?押さえておきたい具体的な変化

「理屈はわかったけど、じゃあ実際にゲーム画面はどう変わるの?」って思うよね。
ここでは、レイトレーシングをオンにしたときに実感できる「3つの具体的な画質の変化」と、みんなが一番気になる「FPS(動作の滑らかさ)への影響」、そして「詳しい設定方法」について紹介していくよ。

1. 水面や金属の「反射」が正確で美しくなる

一番わかりやすい変化が、この「反射(Reflection)」の表現なんだ。
従来のグラフィック設定だと、水面やツルツルした金属の床に映る景色って、ある程度「画面に映っている範囲のもの」しか反射できなかったり、少しぼやけてごまかされていたりしたんだよね。

  • 画面に映っていない上空の建物や看板が、水たまりにしっかり映り込む
  • キャラクターの足元にある鏡面のような床に、キャラの姿が正確に反射する
  • 金属質の武器やオブジェクトの質感が、より本物っぽく重厚になる

レイトレーシングをオンにすると、こういった画面外のオブジェクトも含めて正確に計算された映り込みが発生するんだ。
これによって、雨上がりの街並みや、近代的な建造物の中を歩いているときの「そこにいる感(存在感)」がグッと増すんだよ。
風景のスクリーンショットを撮るのが好きな人にとっては、たまらない変化だね。

2. 間接光によって「立体感と空間の自然さ」が向上する

次にすごいのが、「グローバルイルミネーション(間接光)」と呼ばれる光の回り込みの表現だよ。
現実世界では、太陽の光が直接当たっていない日陰の部分でも、真っ暗にはならずにうっすら明るいよね?
これは、地面や壁に当たった光が反射して、日陰を柔らかく照らしているからなんだ。

レイトレーシングによるグローバルイルミネーションがオンになると、この「光の乱反射」がシミュレーションされるんだ。
結果として、キャラクターの顔や服に落ちる影がより自然になって、のっぺりとした印象が消えて立体感が際立つようになるんだよ。
とくに室内に入ったときの雰囲気や、夕暮れ時の光の柔らかさなんかは、これを見慣れちゃうとオフの設定には戻れなくなるくらいリッチな映像になるんだ。

3. 影のディテールが増して背景の奥行きが出る

最後は「影(Shadow)」の表現だね。
これまでの「シャドウマップ」という技術だけだと、細かな草木の影が潰れてしまったり、キャラクターと地面の接地面の影が不自然に浮いて見えたりすることがあったんだ。

鳴潮では、特殊なオブジェクトの影は従来のシャドウマップに任せつつ、それ以外の細かい遮蔽(光を遮る部分)や柔らかい影の輪郭を、レイトレーシングで補完する「ハイブリッド構成」を採用しているとされているよ。
これによって、建物の細かい装飾の陰影や、キャラクターが落とす影の奥行きがしっかり表現されるようになるんだ。
パッと見の派手さはないかもしれないけれど、画面全体の「説得力」みたいなものが一段階アップする重要な要素なんだよね。

FPSへの影響と必要なPCスペックについて

さて、ここまで良いことばかり書いてきたけれど、やっぱり気になるのは「どれくらい重くなるのか」というパフォーマンス面だよね。
結論から言うと、レイトレーシングの負荷は非常に高く、オンにすればFPSの低下は絶対に避けられないと思っておいたほうがいいよ。

実際のプレイヤーの実測報告などを見てみると、けっこう厳しい現実が見えてくるんだ。
たとえば、4K解像度の環境で「RTX 3060 Ti」というミドルハイのグラフィックボードを使い、DLSS(負荷を軽くする機能)をパフォーマンス重視に設定していても、レイトレをオンにすると60FPSを下回ってしまうケースが確認されているんだって。
一般的な検証によると、快適にプレイするための目安は以下のように言われているよ。

  • フルHD(1080p):RTX 4060(または将来の5060クラス)以上
  • WQHD(1440p):RTX 4060 Ti(または5060 Tiクラス)以上
  • 4K解像度:RTX 4070(または5070クラス)以上のハイエンドGPU

しかも、これはあくまで「普通のプレイ」の話。
レイトレをオンにして最高設定で遊ぼうとすると、平均FPSは120出ていても、激しい戦闘中や視点を急に動かしたときに「1% Low(最もFPSが落ち込む瞬間の数値)」が40程度まで急降下して、一瞬カクッと引っかかるような現象が起きるという報告もあるんだ。
アクションゲームである鳴潮において、回避のタイミングでカクつくのは致命傷になりかねないから、自分のPCスペックと相談しながら設定を妥協することも大切になってくるね。

グラフィック設定での操作方法と対応GPU

もし「自分のPCでも試してみたい!」と思ったら、以下の手順で設定できるよ。
ちなみに、Ver.2.3のアップデート以降は対応するグラフィックボードの範囲が広がって、RTX 20シリーズなら2070以上、RTX 30シリーズなら3060以上からオンにできるようになったんだ。
少し前のミドルレンジPCでも試せるようになったのは嬉しいポイントだね。

  • 1. ゲーム内のメニューを開いて「設定(歯車マーク)」を選択する
  • 2. 左側のメニューから「画像(モニターマーク)」タブを選ぶ
  • 3. 「グラフィック」の項目を下の方までスクロールする
  • 4. 「レイトレーシング」の項目を「オフ / 低 / 中 / 高」から選ぶ

さらに細かく設定を追い込みたい人向けに、「リフレクション(反射)」「グローバル・イルミネーション(間接光)」「シャドウ(影)」をそれぞれ個別にオン・オフできる項目も追加されているんだ。
「反射だけオンにして、影のレイトレはオフにして負荷を下げよう」といったカスタマイズができるから、いろいろ試してみるのがおすすめだよ。

自分のPCスペックとプレイスタイルに合わせて設定を楽しもう

ここまで、鳴潮のPC版におけるレイトレーシング機能について詳しく解説してきたけれど、いかがだったかな?
内容を簡単に整理しておくね。

  • レイトレーシングは、光の反射や影をリアルに計算して画質を劇的に向上させる技術。
  • 鳴潮ではアニメ調の魅力を壊さないように、独自の調整が施されている。
  • 水面の映り込みや間接光による立体感が良くなる一方で、PCへの負荷は非常に大きい。
  • 平均FPSが落ちるだけでなく、一瞬のカクつき(1% Lowの低下)が起きることもある。
  • RTX 3060や2070以上のグラボがあれば、設定メニューから細かくオンオフの切り替えが可能。

グラフィックの美しさとアクションの滑らかさ、どちらを優先するかはプレイヤーの環境次第だよね。
でも、最新の技術が惜しみなく投入されて、これだけ美しいアニメ調オープンワールドを体験できるのは、鳴潮というゲームの大きな魅力の一つであることは間違いないんだ。

まずは「低」設定や「一部だけオン」から試してみよう!

「自分のPCだと重くなるかも…」と心配している人も、まずは一度レイトレーシングをオンにして、その圧倒的な映像美を自分の目で体験してみてほしいな!
たとえば、強敵と戦う「深境の塔」などのシビアなアクションが求められるコンテンツではレイトレをオフにしてFPSを稼ぎ、新しい街を探索したり絶景ポイントでスクリーンショットを撮ったりするときだけ最高設定にして楽しむ、なんていう使い分けもすごく賢い遊び方だと思うよ。

グラフィック設定の「レイトレーシング:低」から始めてみて、カクつきが気にならない範囲で少しずつ設定を上げていくのがおすすめなんだ。
ぜひ、あなたにぴったりのベストな設定を見つけて、今まで以上に美しくなった鳴潮の世界を思う存分冒険してみてね!